書道とコミュニケーションで人を笑顔に!がモットー
コミュグラフィーナ代表岡部あゆみです
冷やし中華の季節になったなあと
娘からのラインで思う
ふと思い出した
9年前
私一人で娘の退学届けを出しに行った日
これからどうしようと暗~い気持ちで
家に帰ってくると・・
娘はラーメンを食べながら
テレビを見て大爆笑していた
テレビには爆笑するくせに
私とは話をせず、目も合わせず
そんな日々を過ごしていた
何も言わずに出かけていき
ラインもメールも返信がない
電話も出ない
いつ帰ってくるかもわからない
エネルギーの持って行きどころのない娘と
エネルギーが枯渇している母
共通点がどこにもなかった(笑)
中学生の頃は、私が娘のために
何かをしたらこの状況が
良い方向に変わるのではないか
と考えた時期もあったが
だんだん時期も過ぎ、
その頃になると
なるようにしかならない
娘の人生だから私の人生ではないと
どこか客観的になっていた
でも今から考えると
その時にあまり「こうしよう」と
あがかなかったことが良かったような気がしている
私は私の仕事をし、
通信学校の手続きや食事など、必要最低限のことしかしなかった
時の流れに身をまかせではないが
そういう日々を淡々と受け入れていた
本人が変わろうとしないと変わらない
大人はそれを待つことも必要なのだと実感した
あれから9年
こうしてラインで普通の会話をしている
思春期の頃の親子関係は難しい
私には娘しかいないが
息子だとまた違っていたと思う
大切なのは
自分の子育てが100%悪かったと思わないことと
少しの距離感
自分の子どもでも別人格だとどこか客観的に見ることも
必要だと思う