コミュニケーションカウンセラーの岡部あゆみです
プライベートでも仕事でも
話を聴く時に私が気をつけていることがある
一つは先入観なくフラットに向き合うこと
二つ目は、その人の話す内容が
報告なのか、相談なのか、相談にしても
話を聴いてほしいだけなのか、アドバイスがほしいのかを
判断することだ
それは私自身の離婚のときの経験が大きいかもしれない
もう20年以上も前の出来事だ
「離婚しました」という報告を周囲にしたときに
反応は様々だった
「これから頑張って」とか
「新たに出発だね」とか
いろいろあったが
反応に困ったのは
「結婚生活は忍耐だよ」と離婚した私には何の役にも立たない
ことを言われることだった
もう離婚したのでそんな私には忍耐は必要ない(笑)
これが、「離婚しようと思うんだ」と私が言っていたら
この会話は通用する
それは、まだ迷っているし、意見を聞こうとしているからだ
でも、離婚しましたという報告だから
この会話は成立しない
離婚話に例えたが
このようなかみ合わない会話は日常に多数存在する
相手が決めたという報告に対しては応援する
迷っていたら自分の意見を伝えて考える材料を多くしてあげる
相手が求めていないことを話しているうちは
いくら言葉を並べても相手には響かない
内容をきちんと見極めて
話を聴いて判断することが大切だなと思う
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