書道とコミュニケーションで人を笑顔に!がモットーの岡部あゆみです
私は教室の机の配置をたまに変える
入り口から座るまでの動線や
私のところに来る動線
など、いかに書きやすい環境になるかというのを
試行錯誤している
迷うと子ども達にも「どうしたらいい?」と訊いてみる
「え~この向きは変」とか
「これいいんじゃない」とか
様々な感想を教えてくれる
習字教室はずっと通ってくれる子が多い
成長してくると、ついつい
「ここの力を抜いたらもっと良くなるよ」とか
「もっとゆっくり書いてみよう」とか何個も言ってしまうことがある
先日そう言っていたら「先生厳しくなった~」とか声が聞こえてきた
ちょっと我が出たと自分自身反省した
我というのは
自分の型(自分の思考)にはめようという気持ちが強くなったということだ
私は極力それをしないようにと思っている
教室に来たら書道をするのはモチロンで
字がうまくなるのもモチロンだが
生徒自身が成長していると感じないとやらされ感満載だと
うまくなったという実感がわかない
私の願いと生徒の気持ちの兼ね合いが大事なのだ
理想で言うと私60:生徒40くらいの割合だろうか
私がリードしているが、生徒自身は自分が選択して練習していると思えるのが
いいかなと思う
それが出来たなと思う日もあれば、全くそうじゃない日もある
教室はナマモノだ
教室だけではない
人が来る空間はそうだと思う
難しいけどだから面白いというのもある
以前言われたことがある
「岡部さんは自分が意識していないところだと
それが出来てるんですよ。考えすぎです。」
私にとって考えないことが難しい
でもあまり考えすぎないことにする(笑)