書道とぱんだとハイボール

★書道家 ★産業心理カウンセラーカウンセラー ★シングルマザー ★コラムニスト  大学受験をしたものの不合格。一浪したものの第一志望不合格。アナウンサーになりたかったものの試験は全滅。結婚したものの離婚。娘は不良→不登校→高校中退などなど。でも何とかなる何とでもなる!そう伝えていけたらいいなって思っています https://okabeayumi.net

#保育園

春と烏帽子

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言葉と文字は笑顔の源!
産業心理カウンセラー&書道家の岡部あゆみです

書き方教室で八戸の保育園に行った際
子ども達が『えんぶり』で被る烏帽子を工作が飾ってあった

えんぶりとは 春を呼び豊作を祈願するものだhttps://visithachinohe.com/stories/enburi-info/

今年は中止が決まったようだが
毎年このニュースを聞くと
「ああ!春が来るんだなあ」と思う

工作を見ていたら

朝の会で先生が子ども達に話している声が聞こえてきた

「触らないことが○○くんを大事にすることなんだよ」

何だろう?と思って見てみると
手を骨折して三角巾でつっている○○くんの姿があった

ああそうか、勢い余ってぶつかったりすることのないように
説明しているんだなあと思った

子ども達は真剣に聞いている

何かをしないことがその人のためになることもある

偶然にも、このような想いは今現在
私たちは身をもって体験している

何が相手を大事にすることになるのか?

常に考えていかなければいけないなあと

先生と子ども達を見ながら
あらためて思った







思い返してみるとありがたみがわかることってあるよね

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コミュニケーションカウンセラーの岡部あゆみです

講演の打ち合わせに行った保育園で
保育士さんがこのようなお話をされていた

「卒園して10年くらいたった保護者の方から
あのとき先生が言ってたことはこういうことだったんだなあって
今わかってきていますと言われ、話してよかったなって思いました」

言われた時には、あまり印象に残らなくても
後々、あ~そういうことだったとわかることがあります

自分が親になったときに、初めて親の気持ちがわかるということもある

このようなツイートを見た



15年くらい前のことを思い出して綴っているらしいが、
子どもの頃には何とも思っていなくても
今思うと、そうではないということがわかってくる
その時に感謝が生まれてくる

子どもに、何を話しても聞いてくれない
そう悩んでいる人もいると思う

こんなに自分が大変な思いをしているのに
分かってくれないという人もいると思う

でも、ずっと変わらないわけではない

環境、立場が変わると、人の思考は変わる

あのときの言葉がふとしたときに蘇り
腑に落ちるかもしれない
感謝するかもしれない

言葉は時の中で熟成される

そして納得という衣をまとって
子どものプレゼントになるはずだ
















どの子も起こりうる可能性がある

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書道とコミュニケーションで人を笑顔に!がモットー
コミュグラフィーナ代表岡部あゆみです

以前このような話を聞いたことがある
『私は騙されない』と思っている人の方が
振り込め詐欺などに騙されやすいと。

『もしかしたら自分は騙されるかもしれない』と思っている人の方が
騙される確率が低いのだそうだ

私が娘の素行不良や学校を辞めた話をするようになって
「実はうちもそういう時期があったんです」
「私もそうでした」などというお話を聞く機会も増えた

決して不登校は珍しいことではないなと感じている

うちは絶対そうならないと思うよりも
もしかしたらそういうこともあるかもしれないと思っている方が
『行かない』と言われたときに慌てずに対処できるかもしれない
どの子にも起こりうることなのだ


今年の秋に保育園のお母さん方に子育ての話をしてほしいという
打診があり快諾した

その予定を知人に話したときに、次のような嬉しいお言葉をいただいた

「子どもが成長していく中で、
保育園に行きたくない、学校にいきたくないという時期がどの子にもある。
でも親は、まさかうちの子に限ってと思う

だから伝えて欲しい。
それは誰もに起こりうるかもしれないことなんだということを。

そのときは一人で悩まず周囲の人に相談して欲しいと伝えてほしい
話を聞いた人があとでそういうことになったときに

『あ~そういえば岡部先生があのときそう言ってたなあ』と思うだけで
少し冷静になれるかもしれない
それは、いろいろ経験してきたあなただからこそ心に響くと思う」

私も、うちの子に限ってとそう思っていた
だからその時はショックを受けた

だけど、そういうこともあるのだ
そしてそれはあなたの家だけではないのだ

私の話は、こうして私は子育てをしましたと胸を張っていえるものではなく
むしろ、こうしなければよかったかもという失敗談を聴いてもらうスタンスだ

私が長年かけて気づいたこと
こうしてあげたらよかったなあ
ここは失敗したなあと
自分の子育てを振り返り、話している

ここまで気持ちが吹っ切れるには時間がかかったけど
少しでも聴いた方の気持ちがラクになってくれたら
うれしいなと思っている










幼児期に文字を学ぶことについての岡部の見解

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書道とコミュニケーションで人を笑顔に!がモットーの岡部あゆみです

私は保育園・幼稚園での書き方教室をしていますが
そこで気を付けていることは一点だけ
「書道は難しい・文字が書けない」そう思わせないことだけです

書道を教えるときに知らず知らずに指示をたくさん出しています
姿勢
筆の持ち方
筆の運び方
墨の扱い方

そして指示をだしたあと
それが出来ないときは
「それ違うよ」と言ってしまいがちです

月1回の教室だと前回のことも忘れています

たくさん注意されるって
幼児さんも嫌だし
言ってる先生も嫌です

私は大体1年後にこの子たちがどうなってほしいのかを
想像しています

そのために今必要なことはなにか?
今日必要なことはなにか?

それだけです

習字教室と違い
一斉に同じことをするので
どこにレベルを置いてするのかも考えます

あいうえお表を読むときは
全員一緒
まだ読めなくても聞いていればだんだん言えるようになります

鉛筆を書くときは
なぞり書きがメインです
今は文字の形よりも書き順を覚えてほしい
鉛筆の持ち方を意識して欲しい

習字は一人ずつ順番に
最初は私が筆を持って一緒に書いたりして
徐々に一人で出来るように

それができるようになって初めて
指示を出せるかなと思っています

大体4月から始まって半年後の10月頃から変化が出てきます
年が明けて1月頃には書くことに慣れてきます

小さい子の初めてにはとても気を遣います
一度難しいと思ってしまうと
その苦手意識を覆すのはなかなか難しいから

そしてその年度によってまた子ども達も違う

常に指導内容を考えて工夫していかなくては
いけないと思っています

そのためには本を読んだり
他の先生方からの話を聴いたり
そして何よりも子どもを観ることが大切だと思っています

中には字を書くことは勉強というカテゴリーに入れて
考えている方もいると思いますが
文字を書くことは小学校に入って
よーいどんで覚えるものでは
なく日常で覚えていくものだと思っています

小学校に入ったからと言って
「書きなさい」と言われても
すぐには書くことが難しい子もいます

書くことは勉強ではありません
自己表現の1つです

自分の気持ちを書いて伝える
相手の思っていることを文字で残す

幼児期においての文字に親しむ環境づくりも大切だと岡部は思います






ギャラリー
  • 4月18日 『そばかす』
  • 4月17日 『桜』
  • 4月16日 『オンライン』
  • 4月15日 『謙虚に大胆に』
  • 4月14日 『引きずらない』
  • 4月13日 『お岩さん』
  • 4月12日 『日本語言語学者』
  • 4月11日 『反抗期』
  • 4月10日 『紫陽花』