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コミュニケーションカウンセラーの岡部あゆみです

私は生まれた時から皮膚科にお世話になっている
先生から「アトピー」だと言われていた

今でこそアトピーはメジャーだが
私が小さい頃は、まだこの言葉が浸透していなかった

先生から「大人になればだんだん良くなってくる」と言われた通り
体に出るのはなくなった

でも代わりに18歳くらいから
日光アレルギーになり、日に当たるとかゆくなるようになった

大学時代は夏でも長袖に帽子と日傘が必需品
TUBEの歌とは程遠い青春だった(笑)

東京にいるときも相変わらず皮膚科にはお世話になっていた
その時は女医さんで先生自身もアトピー体質だった

ある日の診察の時、
その先生は私に教えてくれた
「アトピーってね、大変だけど、肌のキメが細かいっていう利点があるんだよ」と。

その時私は、物事って悪い面もあるけど必ず良い面もあるんだなあと思った

アトピーで嫌だなあとおもっていた気持ちが少し和んだ
キメが細かいんだとちょっと嬉しかった

人は悪いことばかりあってもその中からいい面を探せる生き物だ
それは考えることができるから
生き方を選択することができるから

どうせなら良いところを数えていきたい

良いところを見ていくと人は優しくなれる

『優しい』の漢字は、喪に服して悲しんでいる人に形が似ているところからできた『憂』と
それによりそうイ(人を表すにんべん)からできている

隣に人が寄り添って気持ちを和らげたり、
慰め楽しませたりすることを表現している

『人は悲しみが多いほど人には優しくできるのだから』と
贈る言葉で武田鉄矢氏(金八先生)は歌っているが

人は自分の弱いところだっだり、
出来ないところだったり、
思い通りにいかなかったことだったり
予想外の出来事などを経験することによって
それを受け入れて生きることによって

人の悲しみ、苦しみに共感できるのかなあと思ったりする。


そう考えると、人は優しい人が多いはず
あなたに寄り添ってくれている人が側にいるはず

とアトピーから思考が発展していった(笑)

調子が悪くなると
アレルギーの症状が強くなるので
今では、無理をしないバロメーターにもなっている

もう自分はこういう体質だと受け入れて
うまく付き合っていかなくてはいけないなあと思う