コミュニケーションカウンセラーの岡部あゆみです
私は2時間サスペンスドラマが大好きで
小さい頃からよく見ていた
中でも私が最も印象に残っているものは
田宮二郎主演の『目撃者なし』だ
多分テレビ朝日の土曜ワイド劇場だったと記憶しているが
何しろ私の記憶だ・・定かではない(笑)
あらすじはこうだ
田宮二郎氏はどんな方法を使っても勝利しようとする悪徳弁護士
あるとき、代議士の息子が運転中に起こした交通死亡事故の弁護依頼が来る
歩行者の信号が青だったのに
その息子が信号無視をしたのだ
目撃者は一人
目撃者は一人
その人は元教師のおじいさん。
辞めてからも緑のおじさんなどをしており
「嘘をつかず正直に生きる」のがモットーだ
その人が「青だった」と主張する
事件は注目され、多くのマスコミも取材に来ていた
圧倒的に田宮二郎側が不利の中
「嘘をつかず正直に生きる」のがモットーだ
その人が「青だった」と主張する
事件は注目され、多くのマスコミも取材に来ていた
圧倒的に田宮二郎側が不利の中
おじいさんが認知症だの何だのと
ウソの証言を作り上げる
田宮氏の悪徳っぷりがスゴイ!
田宮氏の悪徳っぷりがスゴイ!
こんな風だから家庭もうまくいかず奥さんも冷めた目でみていた
ウソでウソを固め、
ついに田宮氏は無罪を勝ち取る
田宮氏はドヤ顔で裁判所から出てくる
おじいさんは肩を落とし出てくる
その時だ!
おじいさんの目の前で
車を運転してきた田宮氏の奥さんが
田宮氏はドヤ顔で裁判所から出てくる
おじいさんは肩を落とし出てくる
その時だ!
おじいさんの目の前で
車を運転してきた田宮氏の奥さんが
思いっきり田宮二郎をひいたのだ!
小さかった私もびっくり仰天!
そして、裁判取材に来ていたマスコミの前で奥さんは証言する
小さかった私もびっくり仰天!
そして、裁判取材に来ていたマスコミの前で奥さんは証言する
「この人が私の運転する車の前にいきなり出てきたんです。
私はびっくりしてブレーキを踏んだのですが間に合わなくて」と涙涙の演技
一人の記者が、唯一の目撃者であるおじいさんに質問する
「状況はどうだったのですか?」
私はこのおじいさんが何て言うんだろうとドキドキしていた
ウソをつかないことを信条にしているおじいさん
田宮二郎のことは恨んでいる
奥さんの言っていることはウソ
どうする?おじいさん
そしたら次の言葉に私は、お~!と思った
おじいさんは言った
「もう私の言葉を信用してくれる人は誰もいないでしょう」
そこでドラマは終わる
だからタイトルが『目撃者なし』だったのだ
このセリフがすごいなと思った
「もう私の言葉を信用してくれる人は誰もいないでしょう」
そこでドラマは終わる
だからタイトルが『目撃者なし』だったのだ
このセリフがすごいなと思った
もう何十年も経っているのにとても印象に残っている
おじいさんはウソをついていない
このドラマで私は学んだ
人に優しく正直に生きなければいけない
人の気持ちを踏みにじってはいけない
田宮二郎氏の役のような悪徳になってはいけない(笑)
このドラマのおじいさんではないが
私達も生きている中で、自分の信条を問われる場面が少なからずある
どうしても譲れないものってあると思う
それはひとそれぞれ違う
逆に考えると
それ以外は「まっいっか~」気がする
そうじゃないとガチガチになってしまう
穏やかの漢字は
穂の先が茎の先端に垂れかかる穂と
穀物を両手で揉みながら集めることが
語源になっているそうだ
秋の柔らかな日差しの下
農作業をしている、のどかな風景が頭の中に思い浮かぶ
あなたが、今日もゆったり穏やかに過ごせますように
私もそう過ごせますように
秋の柔らかな日差しの下
農作業をしている、のどかな風景が頭の中に思い浮かぶ
あなたが、今日もゆったり穏やかに過ごせますように
私もそう過ごせますように