書道とぱんだとハイボール

★書道家 ★産業心理カウンセラーカウンセラー ★シングルマザー ★コラムニスト  大学受験をしたものの不合格。一浪したものの第一志望不合格。アナウンサーになりたかったものの試験は全滅。結婚したものの離婚。娘は不良→不登校→高校中退などなど。でも何とかなる何とでもなる!そう伝えていけたらいいなって思っています https://okabeayumi.net

日本習字あゆみ教室(青森県十和田市)

2つの全力

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言葉と文字は笑顔の源!
産業心理カウンセラー&書道家の岡部あゆみです

10年ほど前になるでしょうか
ある小学校で行われた講演会を聴講したときのこと

講師の方が次のようにおっしゃいました

【教育の平等とは皆が同じことをするのではなく、その子に必要なものを与えること】

これを聞いたときから、今、その人に必要なものは何かを考えるようにしてきました
でもそう心がけていても、こうしたら良かったのかなあと後で公開することも
たびたびあります

書道を学んでいる中でも、その子の成長段階で
学ぶことが違ってきます

ある子は、今よりも多い枚数を書けるように集中力をつけていく段階かもしれない
ある子は、ハライの練習をしたほうがいいかもしれない

そして、子ども達との会話の中でも
そのこの成長に今、どう関わっていけばいいかを考える場面に遭遇します
例えば、このようなことがありました

サッカーチームに入っている低学年の子からこのような質問が

「学校の授業でサッカーをする時にね
サッカーチームに入っている人は全力を出さないでって言われるの
でもチームのコーチは練習のときに
いつも全力でというの
どうしたらいいのかなあ・・・」

子どもにとっては悩ましい質問ですよね
それに対して私は次のように答えました

「悩むよね。そしたら2通りの全力を考えたらいいんじゃない?
学校の全力は、サッカーをしていないお友達と楽しむための全力
チームのときは、試合に勝つ全力
そんな感じでいいと先生は思うよ
だけどそうやって悩んでいる○○さんは凄いと思う」と話しました

もちろんそれが最適な答えではないかもしれません
でも、こうして自分の考えを話してくれて
成長を感じることができる場所になっていることが
嬉しいオカベなのでした




 

教室でのオカベルール

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言葉と文字は笑顔の源!
産業心理カウンセラー&書道家の岡部あゆみです


暑くなったり寒くなったり天気も不安定。
大人も子どもも心身共に疲れる時期です。
教室でも「疲れた~」「やる気ない~」こういう声が聞かれたりします。
「どうしたらやる気が起きるの~?」その質問に最近の私はこのように話しています。

「先生はもう次の段階に行くことにした

みんなにやる気があろうがなかろうが先生はこだわらない!
 やる気に左右されることなく、ここに来たら書くのだ!」と。
バカボンのパパのような口調ですが(笑)
意外と子ども達は、納得してやり始めます。
その最中も
「先生、人生って思い通りにいかないものですねえ」
「先生は永遠の29歳と言ってますが、嘘はつかない方がいいですよ」などと

会話のキャッチボールが始まったりしますが、また集中して書き始めます

案外やる気とは、ポジティブな言葉だけではなく、
こうしたゆる~い会話をしながら
自分を落ち着かせることで、
出ることもあるのかもしれません。
そう思いながら、
日々指導の合間に子ども達と会話を楽しむオカベなのでした

 



貼るよりも

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言葉と文字は笑顔の源!
産業心理カウンセラー&書道家の岡部あゆみです

幼稚園や保育園の書き方教室では
書く前に
シールを貼ってもらう
これは貼る位置ではなく
台紙からはがすことがメインだ

はがすときに指先を使う
そう!指先をたくさん使うことが目的だ

たくさん指を動かしたほうが

鉛筆の持ち方がしっかりしてくる

豆を摘まんだり
紙をくしゃっと丸めたり
するのもいい

手を動かすと脳も動く

とにかく手はたくさん使った方がいい


それは大人も子どもも同じだ











疲れていると小さくなる

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言葉と文字は笑顔の源!
産業心理カウンセラー&書道家の岡部あゆみです

毛筆や硬筆を練習していて
疲れてくると、だんだん文字が小さくなってくる

大人の生徒さんは
文字を見るとその日の仕事のハードさがわかる(笑)

文字が小さくなるのは
疲れている場合だけでなく
ここをこうしようとかあまり意識しすぎると
小さくなる場合がある

うまく書こうと思うと逆に書けなくなる
無心とはよく言ったものだ

文字だけでなく
普段の生活の中でも
あまり考えすぎない方がいい場合もある

考えすぎると動けなくなる

例えば、右足を出して右足が前に出たら
今度は左足を出してと考えていると
中々前に進まない
転んだらどうしようと考えると歩けない

三歩進んで二歩下がるのも時間がかかる(笑)

それよりかは
あそこにキレイな花がある見に行こうといって
何も考えずに歩いて行く方が楽しい

【無心】とは無邪気という意味もある
邪気(悪い気)が無いということ

不安や心配ごとを考えすぎないで
ちょっとした楽しみを見つけていくことが
良い結果を生むのかもしれない

私は無心で文字を書いたり
日々を過ごしたりできるだろうか?

なるべくそう生きていきたいものだ






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褒め方レクチャーを受けた日

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言葉と文字は笑顔の源!
産業心理カウンセラー&書道家の岡部あゆみです

「あともう少し練習したら書けるんじゃないかなあ
例えば100メートル走だったとしたら80メートルくらいは
来てるよ」

そう話しかけたある日の教室

1人の生徒が私に言った
「先生、そういう時は80じゃなくて90メートルっていうもんですよ
そうしたらやる気が少し出ます。先生は言葉のチョイスが下手です(笑)」

私は「はい」って素直に認める(笑)

私が教室をやっていて面白いなと思うのは
こういう話ができるからかもしれない

子どもの年齢は関係なく
園児からもハッと気づく言葉をもらうこともある

だから割と対等に話しているような気がする

習字教室というのは
学年、年齢に関係なく一緒の空間にいる

私が話したことで小さい子が「どういう意味?」と質問すれば
高学年の子が教えたりしている

「○○しない方がいいよ」と私の代わりに注意してくれることもある

空間に一緒にいるというのは
お互いに成長しあうということなのだなと思う



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