
言葉と文字は笑顔の源!
産業心理カウンセラー&書道家の岡部あゆみです
10年ほど前になるでしょうか
ある小学校で行われた講演会を聴講したときのこと
講師の方が次のようにおっしゃいました
【教育の平等とは皆が同じことをするのではなく、その子に必要なものを与えること】
これを聞いたときから、今、その人に必要なものは何かを考えるようにしてきました
でもそう心がけていても、こうしたら良かったのかなあと後で公開することも
たびたびあります
書道を学んでいる中でも、その子の成長段階で
学ぶことが違ってきます
ある子は、今よりも多い枚数を書けるように集中力をつけていく段階かもしれない
ある子は、ハライの練習をしたほうがいいかもしれない
そして、子ども達との会話の中でも
そのこの成長に今、どう関わっていけばいいかを考える場面に遭遇します
例えば、このようなことがありました
サッカーチームに入っている低学年の子からこのような質問が
「学校の授業でサッカーをする時にね
サッカーチームに入っている人は全力を出さないでって言われるの
でもチームのコーチは練習のときに
いつも全力でというの
どうしたらいいのかなあ・・・」
子どもにとっては悩ましい質問ですよね
それに対して私は次のように答えました
「悩むよね。そしたら2通りの全力を考えたらいいんじゃない?
学校の全力は、サッカーをしていないお友達と楽しむための全力
チームのときは、試合に勝つ全力
そんな感じでいいと先生は思うよ
だけどそうやって悩んでいる○○さんは凄いと思う」と話しました
もちろんそれが最適な答えではないかもしれません
でも、こうして自分の考えを話してくれて
成長を感じることができる場所になっていることが
嬉しいオカベなのでした