【感想・あらすじ・レビュー】蕁麻の家:荻原葉子 - うずまきぐ~るぐる

言葉と文字は笑顔の源!
産業心理カウンセラー&書道家の岡部あゆみです

大学生活を私は東京で過ごした
その当時は勿論スマホなどもなく
電車では、単行本を読んでいる人が多かった

私もそうだったのだが
ある日のこと
友人と待ち合わせのために
電車に乗る私は
その中で読む単行本を何の知識もなく買った

それがこの【蕁麻の家】(いらくさのいえと読む)だった

萩原朔太郎の娘である荻原葉子氏の作品だったが
まあ、何だろう・・・とにかく
気分が落ち込む作品で
30分後に友人と会った時には
ドンと落ち込んでいる私がいた(笑)

どうしたの?と聞かれ
かくかくしかじか本の内容を友人に話して
共有したことで、気分が晴れた

20代のこの嫌な読後感を
今でも思い出すことができる

でも、考えてみると
本を読んで一番吸収できる時だったなあと
贅沢な時間を懐かしんでいる

いろんな本を読んだ方がいい
特に若い頃には

本当にそう思う


私は敢えて勧めませんが
読んでみたい人は止めません(笑)