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言葉と文字は笑顔の源!
産業心理カウンセラー&書道家の岡部あゆみです


それはしばらく忘れていたのだが
久しぶりに思い出した感情だった

友人と食事をしているときに何気なくしていた会話の中だった

最近、その友人が親戚の小2の子どもを預かり
一緒にイオンに行ったという話題だった
子育てがひと段落していた友人は
久しぶりの小さい子だったらしく
「その子が可愛くて可愛くて楽しかった~」と話していた

そのあとだった
「その子がお母さん仕事の帰りが遅いんだよね~とふと話したんだよね
でも5時くらいには終わっているんだけどね」という言葉で
私はその子と自分の娘を重ね合わせていた

というのも、私が公文の教室を始めた時、
娘はその子と同じ小学校2年生だった。
私の仕事の時間は2時から9時まで
ちょうど娘が学校から帰って寝るまでの時間だ

きっと娘も口には出さなかったが寂しい思いをしていたんだろうな
と話を聴きながらふと思った

でも私が後悔したのはそこではない

仕事を持っているお母さんはたくさんいる
仕事をすることに後悔はない

そこではなく、仕事以外のところで
私は子どもと一緒に時間を過ごせていたのだろうか?
という疑問だった

子どもの気持ちを受け止めてあげられて
いなかったのではないか・・

娘は今30歳。8歳の頃は遥か昔だ
今考えてもどうしようもないことが頭にグルグル回り始めた

だけどすぐにそんなこと考えても時間のムダだと思い始めた

もう過ぎたこと
今こうしていることが答えだ

娘は元気で仕事して生きている
それだけで幸せだ

過去の後悔を消せる唯一の方法は
今と未来で幸せになることだ

私は、子育てのしくじり先生だ(笑)
だから、悩んでいるお母さん達に話せることがあるかなと
思ったりする

子どもを産むとお母さんと呼ばれる
だけど完璧なお母さんなんていない

子どもと一緒に成長していく人
それが一番しっくりくるのかなあと思っている