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言葉と文字は笑顔の源!
産業心理カウンセラー&書道家の岡部あゆみです

保育園の書き方教室で
私の手本を見ずに
「見なくても書ける」と言う子がいた
そういうときに私が必ず語る台詞がある

「先生は皆さんが平仮名を書けるのは知っています
でも、先生がここに来ているのは
その書けている平仮名をもっと上手に書けるように
するためです
そのために皆さんにお手本を書いています
だからお手本を見て書いてくださいね」

子ども達は
「わかった。これからお手本を見ないで書くのは無しね」と
言ったので、助かった

子どもだから、大人だからに関係なく
真剣に語る
私の想いをわかってほしいからだ
そしてこちらの真剣さは相手にも伝わる

これからまた同じようなやりとりが起きても
何度でも言う

これを個性を無くすと思う方もいらっしゃるかもしれない
でもその逆で
お手本があってそれを練習するからこそ
逆にそれぞれの個性が生まれる

習字教室でそれは実感している
同じお手本を見て練習していても
同じ文字は一つもない
お手本に近づく方法は
一人一人違う
そしてそれが個性になっていく

オカベの持論ですが
そう思ってます