29428800_s

言葉と文字は笑顔の源!
産業心理カウンセラー&書道家の岡部あゆみです

今日6月6日は、昔から習い事を始めるのに良い日とされています。
これは江戸時代の歌舞伎の『六歳の6月6日』という台詞回しが
有名になりそこからこの日が習い事始めにふさわしいと定着するように
なったそうです

何日か前の読売新聞に
中学生のこのような投稿が載っていました

【私は字を書くのが好きです
幼稚園生の頃から書き方の習い事に通っていました
字を丁寧に気持ちを込めて書くのは時間がかかり大変ですが
後で見返したときに分かりやすいです
手紙などの場合は受け取った相手にも
気持ちが良く伝わり嬉しく思ってくれることでしょう

字には書いているときの感情が表れます
嬉しい時は字もきれいに気持ちを込めて書くことができます
イライラしている時は字を書くのも嫌になり
雑になります
しかし、そんな時こそ字を丁寧に
気持ちを込めて書くことで、乱れた心を落ち着かせることができ
不快な気持ちからさわやかな気持ちに変えることができると
私は思います】

文字を教えている私にとって
とても心強い文章でした

文字を綺麗に書くことに集中すると
他のことを考えていない自分に気付きます
それが不思議と心地よい

文字には気持ちが表れます
だからこそ、綺麗に書こうとすると
気持ちが整います

『たかが文字、されど文字です』