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※張金界奴本より

言葉と文字は笑顔の源!
産業心理カウンセラー&書道家の岡部あゆみです

書道の古典で有名な作品の1つに
王羲之(おうぎし)の【蘭亭序(らんていじょ】がある

これは王羲之が蘭亭という場所に、一族を招き宴を開いたときに
書いた書である

その時、王羲之は酔っていた

後に何度も書き直しを試みたが
その時に書いた以上の出来栄えにはならなかったと言い伝えられている

このように書かれた背景を知ると
作品にも興味が湧いてくる

「何でこの人はこうなんだろう?」
「こんなことをいうのだろう?」

そう感じた時に私は
その人のそれまでの道のりにとても興味が湧く

道のりというかどういう選択をしてきたのかなの方が近い

同じような生い立ちだって性格は違う
考え方も違う
生き方も違う

正解なんてない

ただ「○○だからそうなった」とか
「○○のせいだ」とか周囲の責任にしている人は
何年たっても同じところをグルグルしているような気がする

変えるのは相手ではなく自分の考え方や見方

他責にも自責にもせず淡々と
相手の感情に惑わされずに