言葉と文字は笑顔の源!
産業心理カウンセラー&書道家の岡部あゆみです
不安を消す最も早い方法は『悩む暇をなくすこと』らしい
それを見て『暇』という感じの成り立ちを調べてみたくなった
そうしたら次のような話が出てきた
【「暇」という字は「日」へんの隣に
「叚(カ)」という字を書きます。
「叚(カ)」は、「霞」という字の下半分と同じ。
独自の視点で漢字のなりたちをひもといた白川静博士は、
この「叚」という文字が岩石を切り取ろうとする様子を表し、
磨きをかける前の原石のようなものを示していると読み解きます。
それは「未知数で、大きなもの」。
そこから、制約のない茫洋とした時間、「暇」を意味する漢字になったといいます。
学校を意味する英語の「スクール(School)」。
その語源はギリシャ語で「暇」を意味する
「スコレー(schole)」だと言われています。
古代ギリシャの一般市民は、人を雇って基本的な労働を任せていました。
そして、そのおかげでできた暇な時間を、自由な思索や討論にあてるのです。
彼らにとって「暇」こそが、
自分が自分であるために必要な考え方を確立する最も大切な時間。
古代ギリシャの人々は、ものごとの本質をとらえ、
問題解決に生かそうとする学問としての哲学を、
「暇」な時間から生みだしたのです。 】
本来ならば、自分が自分であるために
必要な考え方を確立する最も大切な時間であったのが
現代では、その時間が不安の元となっているのは
ちょっと悲しい
暇な時は、自分に磨きをかける時
不安になることなく
悩まず
好きなことを考えるようにしていきましょう