言葉と文字は笑顔の源!
書道家カウンセラーの岡部あゆみです
ツイッターのトレンドに
仰げば尊しが載っていたので
ああ、卒業シーズンだからだなあと思って見たら
全然違っていた
ワイドナショーに出演していた
東儀秀樹さんが『仰げば尊し』を演奏した
東儀氏は
今は卒業式で歌わないということを知り
国に質問したところ
その理由が
歌詞が難しすぎて子どもには分からないから
ということだったという
この理由が本当なら
何だか悲しいなと思う
というのも、その当時私も意味がわからず歌っていたが
大人になって
あの歌はこのような意味だったんだと理解した
私は
文学とか詩とかは
大抵そんなものではないかと思っている
教育も、その時にすぐわかるものばかりではなく
ああ、あの時歌ったなあ
先生が言っていたのは、こういうことだったんだなあと
後から分かることも多い
例えば私は小6の頃に
雨ニモマケズを暗記したが
小学生の私には意味が分からなかった
ソウイウモノニワタシハナリタイと言っていた生き方が
よくわからなかった
でも今ならわかる
私もなりたいと思う
大事なことは
こういうものもある
こういう歌もあると
知ることなのではないかなあと
知る機会が減っていくのは勿体ないなあと思う