4765022_s

言葉と文字は笑顔の源!
産業心理カウンセラー&書道家の岡部あゆみです

私が小学生の頃の国語の教科書に
『一切れのパン』という小説が載っていた

内容はこうだ
捕虜だった男性が逃げる時に
見知らぬ人から「このハンカチの中にひとかけらのパンがあります
食べるものが何もなくなって限界の時に食べてください」と手渡された

途中、何度も何度も諦めてしまおうと思ったが
自分にはパンがあるのだという心の支えで耐え忍び
無事に自宅にたどり着いた

包みを開いたところそれはパンではなく木の切れ端だったという話だ

この小説の凄いところは
男性がその包みを開いて見なかったことだ
ポケットの中にあるその包みの中を触りはしたが
ざらざらの感触に、固いパンを想像していた

なぜ、その話を急に思い出したかというと

ひょんなことから自分のバイオリズムを出してもらい説明を受けたからだった

そこには横軸に0~100の年齢が書いてあり
縦軸は0~100のバイオリズムが曲線で表示されてあった

見てみると私は10代から今までがあまり良くなかった
そして、その表によると後半がものすごく良い
特にいいのが75歳だ

そうか・・75歳にきっと良いことがある
それを楽しみにがんばっていこう

と思ったときに前出の話を思い出したのだ

私にとってはこの75歳がパンの役割なんだと(笑)


何でもいい
何かしらの楽しみをもつことは良いことだ(笑)