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産業心理カウンセラー&書道家の岡部あゆみです

医師の西智弘さんは、暮らしの保健室・社会的処方研究所を立ち上げ
病気になっても安心して暮らせるコミュニティー作りを実践されている

その先生のツイッターのこのような言葉を見て
考えさせられた

若かった僕は、病気のことばかり見ていたんだと思う。そして「アルコールはやめろ」ってことしか言わなかった。
その患者にしてみれば、通院してもつらいばかり。
そんな外来に通う意味を、僕が失わせてしまったのだろう。

— Dr.西智弘@書籍『社会的処方』4刷 (@tonishi0610) July 12, 2020 " target="_blank" title="">http://


病院と教室と状況が違うが
私もこのテーマはしばしば考える

公文の教室時代から考えると、もう20年くらいの
指導者経験になるが、きちんとした答えは
なかなか見つからない

習い事というのは
ある意味、その技術を身につけるという義務を持つ

習字教室ならば、文字をキレイに書きたいというのが
分かりやすい目的だ

だけど、それと同時に
安心して話せる、過ごせる居場所でもある

心を育てる場所でもある

生きる力を育てる場所でもある

私の思いだけが強くてもだめ

毎回、その加減が難しいなあと感じる


人間は環境の生き物だ
皆それぞれ教室に来るまでの1週間いろんなことがある
常に同じではない

調子がいい週、悪い週がある

どんな目的でもいい
まずは、ここに来てよかった
また来ようと思ってもらえることの繰り返しや積み重ねが
結果的に技術も向上させるのではないかなと思う

子どもは敏感で
教室に入ってきた時に
私の感情を読み取ったりもする

出来る限り平常心でいけるよう
そして私自身の想いが強くなりすぎないように
していかなければなあと思う

主役は生徒たち

といっても教室の軸はある
ブレそうになったら軌道修正していく
そんな感じのゆる~い感じ

今週はどんな教室になるんだろうな
楽しみです



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