コミュニケーションカウンセラーの岡部あゆみです
私は小1から習字を始めたが
20年くらい前からその教室で子ども達の指導のお手伝いをしている
一軒家の2階が教室だ
ある雨の日、私がふと玄関を見た時に
小6の子の姿に感動したことがあった
教室は玄関の中に傘立てがある
その子は玄関に入る前の軒先で傘を閉じ
水滴を落としてから玄関に入ったのだ
何気ない動作だが、外から水滴の付いたままの傘を
傘立てにいれる子も少なくない
きっと家でも言われているんだなあと感心した
私は母親と住んでいるが
今でも、○○しなさいと口うるさくいわれている(笑)
ついつい
「わかってるよ」と言ってしまうのだが
後から思うと、感謝することもたびたびだ
そういう私も娘に同じように口うるさく言っている
良い習慣というのは付きにくいが
悪い習慣というのはすぐに付くそうだ
親は何度も何度も同じことを言い
子どもは何度言われても忘れたりする
そんなものだ
根気強く言って、成長を待つ
口うるさい親だなあと思われても
後々きっと、言われていてよかったなあと
思ってもらえる時が来るはず
そして、あなたの見ていないところでも
きちんとやれる時が必ず来るはず
習慣付けって根気強さが試されることなのかもしれない