コミュニケーションカウンセラーの岡部あゆみです
以前の職場でいつも不満ばかり言う人がいた
家族のこと
職場のことなど
口を開くと不満ばかり
朝、出社したときにいつも溜息をついて
入ってくる
何か資格を持っているらしく
ことあるごとに
「もっといいところに行こうかな」というのが口癖だった
ある日、私は言った
「そうすればいいんじゃないの?」
その人は急に勢いがなくなり、そして言った
「だって、家族が反対するかもしれないし・・」
それから、私には不満を話してこなくなった
こういうタイプはこの人だけでなくどこにでもいるような気がする
不満は言うが、その不満が軽減される方法を考えることも
行動を起こすこともない
その渦中を選択しているのだ
本当に悩んでいるかもわからない
要は周囲に自分の気持ちを聞いてもらって注目してもらいたいのだなと
いうことがわかった
でも、いつもいつも聞かされている周囲の人は
「またか~」の気持ちだ(笑)
だんだん、その人に自分から話しかける人がいなくなった
無視ではない
世間話はするが、不満の話になるとそっとその場を離れる
今もその人と働いている人から話を聴くと
相変わらずのようだ
人のふり見て我がふりなおせではないが
私もできない言い訳ばかりを探して
不満ばかりをいってしまっているときがあるかもしれない
でも・・だって・・・
これが頻繁に自分の口から出るようなら
ちょっと振り返るようにしている
私は今の現状への感謝が足りないのではないか?
自分を客観的に見る時間は必要だ
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今日のコミュニケーションコラムは深刻な話を聴くときにです
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