書道とぱんだとハイボール

★書道家 ★産業心理カウンセラーカウンセラー ★シングルマザー ★コラムニスト  大学受験をしたものの不合格。一浪したものの第一志望不合格。アナウンサーになりたかったものの試験は全滅。結婚したものの離婚。娘は不良→不登校→高校中退などなど。でも何とかなる何とでもなる!そう伝えていけたらいいなって思っています https://okabeayumi.net

2024年10月

10月31日 『正しいは一つ止まると書く』

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言葉と文字は笑顔の源!
産業心理カウンセラー&書道家の岡部あゆみです

物事を切り取るとき
1つの事実に対して
何通りもの意見がある

皆それぞれのファインダーを通して見ている

そのファインダーは
その人の生きてきた歴史
考えてきた歴史
経験・思考によってできたもの

全く同じ人はいない

みんなそれぞれ違う

物事に対しての答えは1つではない
自分の意見が全て正しいわけではない
他人の意見が全て正しいわけではない
ネットに出ているから正しいわけではない
本に書いてあるから正しいわけではない

そこには言葉では表せない曖昧さがある

元スマップの中居正広さんのお父さんは
正という字は上の一を取れば『止』だから
一歩引いて止まって考えたら正しい道が見えると
話してくれたそうだ

周囲に流されず一歩立ち止まって考えてみる

流れが早い時代だからこそ大切なのではないかと感じる

10月30日 『大人になったら・・』

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言葉と文字は笑顔の源!
産業心理カウンセラー&書道家の岡部あゆみです


大人になったら大人の字が書けるようになると思ってたけど、PC作業しかやらなくなって字書かなくなってから学生の時より汚くなったな

— ラクチャン (@r_xx1201)
September 22, 2024 " target="_blank" title="">http://

大人になったら大人の字が書けるようになると良いが
残念ながらそうではない

私もそうだ
少し書かないでいると文字に違和感を感じる(笑)

文字が上手くなるためには
指導を受けながら
書く練習をしていくのが一番だと思う

逆にいうと、練習していくと
今の自分の文字よりも確実に良くなっていく
私はそう信じている

文字に関して
カズレーザー氏と、ひろゆき氏のやり取りが
印象深い

「字がうまくなる必要を感じない」という
ひろゆき氏に対して
カズレーザー氏は次のように言った
「でも誰でも書けるから、上手い下手がすぐに分かる
だからスゴさが伝わりやすい」と

習い事は習字に限らず
ほとんど地道な練習が付き物だ

習字はお手本を見て書く
書いてはまた見る
そうしていくうちに字が整っていく

お手本を見ずに適当に書いている子に
私が掛ける言葉がある
「○○ちゃんが文字を書けるのは先生知ってる
でもここでは、このお手本を見て真似して書いていこう」

学ぶは真似るから来ている
真似しているうちに上手くなっていく
コピーではない
その人の文字になっていく
個性はそこから生まれていく

いくつになっても
スタートできるし

いくつからでも上手くなれる

私は今、5歳から80歳までの生徒さんがいる
あらゆる年代を見ていて本当にそう思う



10月29日 『他人の悪口を・・』

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言葉と文字は笑顔の源!
産業心理カウンセラー&書道家の岡部あゆみです

あるお寺の掲示板に
次のような言葉があった

【他人の悪口を私に聞かせる人は
私の悪口を他人に聞かせる】

これは本当だなあと思う

悪口を言うのが好きな人はいる
その人の話を聞いていると
違う人には私のことを悪く言っているんだなあと
思っている

だから、決して同調はしない
その人と話すときには言葉を選ぶ
そしてなるべく自分のことは話さない
要は、ネタを提供しない(笑)

ストレスを感じないように適当に!

そんな感じで良いと思う

人間関係は程よい距離感と
適当さも時には必要だ






10月28日『見つけられない言葉は借りる』

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言葉と文字は笑顔の源!
産業心理カウンセラー&書道家の岡部あゆみです


「きみに見つけられない言葉は借りなさい。ぼくたちはひとりぼっちではないことを知るために読むんだ。ぼくたちはひとりぼっちだから読むんだ。ぼくたちは読む、そしてぼくたちはひとりぼっちではない。ぼくたちはひとりぼっちではないんだよ。」(『書店主フィクリーのものがたり』早川書房、P327) pic.twitter.com/ch1EZCNYNA

— 本ノ猪 (@honnoinosisi555) October 18, 2024 " target="_blank" title="">http://

世の中には、たくさんの言葉があり
様々な表現がある

自分が知らない言葉は
他の人が使っている言葉から借りる

それって良い表現だと思う

借りたのはどこで返すか

過去の自分のように
その表現を知らない人の目につくように
していけばいい

1人だから他の人の力を借りる
私たちは、ひとりではない


10月27日『優しい嘘』


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言葉と文字は笑顔の源! 産業心理カウンセラー&書道家の岡部あゆみです

私が学生の頃、中学の国語の教科書に 【一切れのパン】という小説が載っており 今でもそのあらすじを覚えている

第二次世界大戦中、ルーマニア人の『わたし』はドイツ軍に捕縛され 同じ境遇の仲間とともに拉致された 列車での移動途中、何人かが脱走を企てる 『わたし』もその中の一人 そのときに、あるユダヤ人からハンカチに包まれたパンを渡される 「このパンはすぐに食べずにできるだけ長く持っているようにしなさい 苦しくてもパンを持っていると思うと、がまん強くなるものです。」 その後、『わたし』は何百キロも離れた自分の家まで、地獄のような逃亡生活を続けていく 途中、あまりの苦しさにハンカチを開けようとしたが、もう少しだけ頑張ろうと我慢する
その後、やっと自宅までたどり着いた『わたし』が 初めてハンカチの包みを引っ張りだして中身を見ると、一片の木の切れ端だったというお話だ

この優しい嘘が、生きる希望となっていた

私はこの話と一緒に
いつも一休さんを思い出す

一休さんは
自分の死期が近づいたときに
弟子たちを枕元に呼び
1つの箱を渡しこう言った

「どうにもならなくなった時に開けなさい」

一休さんは亡くなり
お弟子さんたちは寺を守った

その後どうにもならない場面がきてしまった

その時思い出した
「あっ!あの箱がある」
お弟子さんたちは藁にもすがる思いでその箱を開けた

そこには紙が一枚だけ入っていた
書かれていた文字は
【なんとかなる】

お弟子さんたちは一休さんらしいと笑った
そしてその問題を切り抜けた

なんとかなる

人生なんとかなるのである

そうだよね?一休さん 
ギャラリー
  • 2025年 1月23日 【文字を選ぶ】
  • 2025年1月22日 【気】
  • 2025年1月21日 『要約』
  • 2025年1月20日 『ボクシング』
  • 2025年1月20日 『ボクシング』
  • 2025年1月19日 『洋・和・洋・和』
  • 2025年1月18日 『どうせ』よりも
  • 2025年1月17日 『柳』
  • 2025年1月16日 『田舎の車事情』