言葉と文字は笑顔の源!
産業心理カウンセラー&書道家の岡部あゆみです
捨てられた犬を保護している施設の所長さんが
こう話していた
ペットショップで買ったトイプードル
その店員さんから「大きくなると茶色になりますよ」と言われ購入した飼い主さん
その後、大きくなっても茶色にならなかったからといって置いていったそうだ
「なんだそれ」という話である
怒りを通り越して呆れてしまった
その人がそれまで育ててきて
なぜ捨てるという選択肢になったのか
条件付きの愛だったからだではないかと思った
茶色じゃなければ愛せない
認められない
それだけのためにそういう行動をとったのだ
でも対象が動物だけではなく
人にもそういうことは起こる
○○大学に入れなかったら
○○ができなかったから
そういう理由で子どもを拒む人も多い
逆に、それが出来たから、鼻高々になる人もいる
私も娘が不良だった時そういう思考があったような気がする
他人との比較だ
学校に行っていない
悪いことばかりしていい子じゃない
そんなことを思った時期が続いたこともあった
条件付きというのはとても怖く、もろく、虚しいものだ
その思考から抜けたのは
友人からの、ひと言からだ
「今、娘は生きているでしょ。それだけでいいんだよ」と
生きているというのは、もがくこと
誰でももがいて生きている
そういう人たちを条件付きでジャッジするというのは違うと思う
条件付きというのは愛ではなく
愛という名目のエゴでしかない
そんな気がする