書道とぱんだとハイボール

★書道家 ★産業心理カウンセラーカウンセラー ★シングルマザー ★コラムニスト  大学受験をしたものの不合格。一浪したものの第一志望不合格。アナウンサーになりたかったものの試験は全滅。結婚したものの離婚。娘は不良→不登校→高校中退などなど。でも何とかなる何とでもなる!そう伝えていけたらいいなって思っています https://okabeayumi.net

2019年02月

一番自分のことをみじめだと思っているのは、あなた自身じゃないの?

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子どもたちを取り巻く環境をコミュニケーションで良くしたい
コミュニケーションアドバイザー岡部あゆみです

書道の先生と二刀流です
2018年まで17年間公文の先生もしていました

日々私が感じていることを文章にしています

私がアマゾンプライムに入ったことを知ると
娘が帰省時にファイヤースティックなるものを購入し
設定してくれた

便利な世の中になったものだと私は実感しながら
映画や音楽を楽しんでいる

その中でふと見たものが心に残ることもある

『紙の月』
銀行の契約社員が横領をする話
宮沢りえの主演だ

全部ばれた時
暴いた小林聡美に宮沢りえが言った

「みじめだと思っているでしょ?」

その時に小林聡美が言ったセリフが心に残った

「あなたは自分の感情のままにやりたいことをした
 でも自分をみじめだと言っている
 一番自分のことをみじめだと思っているのは、あなた自身じゃないの?」

それに対して無言だった

私は横領はしていないが(笑)

「失敗したらかっこ悪いな」とか
「どう思われるかな」とかいう気持ちが強い

でもそう思っているのはあくまでも自分だ

どう思われても
「あなたはそう思ったのね」ということだから
それを考えても解決策はなにもない

それよりも
どう改善してどう動くかという
自分の行動に集中していく方が
未来につながってくる

「あなたはこうだから」という言葉に縛られることもない
「自分はこうだから」と自分で自分を縛りつけることもない

案外自分を縛り付けているのは
自分自身のこだわりだったりするのかもしれない


















どう覚えるかはこだわらない方がいいと思う

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書道とコミュニケーションで人を笑顔に!がモットーの岡部あゆみです

たくさんの子ども達を見てきて思うことがあります

1つのことを覚えるのにも
その子にあったやり方を見つけてあげたらいいということ

例えば
書いて覚えるよりも読んで覚えるのが得意な子

読むのは苦手だけど聞いたら覚えられる子

座って覚えるのは苦手だけど歩きながらだと覚えられる子

こういう子もいた
とても早くベラベラ書く子に
紙やすりを紙の下に敷いてざらざらした突起が引っかかるように
してゆっくりを意識してもらうとか

大事なのは、やり方にこだわるのではなく
いかにその子の得意なものを生かして覚えてもらうような
工夫をすることだと思っている

途中では失敗もいろいろある
でもその失敗を振り返り
試行錯誤してまた試みる

それが大切なんじゃないかなと思う

読みが苦手なら
読んであげたらいい

書くのが苦手なら
たくさん書かなくても一つずつ確実にかけるようにすればいい

大人の『こうしなければ』というこだわりが子どもを苦しめていることもある

大丈夫!という構えが安心を呼ぶ




このままじゃいけないという危機感を感じた娘

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書道とコミュニケーションで人を笑顔に!がモットーの岡部あゆみです

私の娘は通信高校を卒業したあとも
3年くらいプラプラしていた

アルバイトも居住先も転々とし定まらなかった

家にも帰ってこないし
言うことも聞かない

私はもう静観していた

ただただ悪いことをせず無事に過ごしてくれることを願っていた

そんなある日
娘からラインが届いた

そこには合格通知の写真と
4月から専門学校に行くから
という文字

私はワケがわからなかった

聞くと東京にいる父親と相談し
以前から好きだった調理師専門学校に行くということだった

私はどうせ続かないし
関知しないという立場を貫いた

今考えると
どこに話したら自分の要求が通るのかを
考えた娘の勝利だと思う
そういうところには知恵が働く(笑)

私の予想に反して
無遅刻無欠席で1年後卒業した

後で聞いてみた
「何で行こうと思ったの?」

そしたらひと言
「このままじゃダメだと思って」

なぜもっと早く気づかない!(笑)

娘が危機感を感じるようになるまでに
この時間が必要だったのだ

それぞれ成長の時間がある
葛藤の時間もある

年齢ではなく
その子その子の時間がある

大人の私たちはレールを敷いてあげるのではなく
待つことが大切

子どもが【エイヤッ】と腰を上げようとするときに
手を差し伸べてあげること

私は専門学校に関しては何もしてあげることは出来なかった
それどころか続くのか疑っていた(笑)

そういう意味では娘に協力してくれた元夫に感謝している

別れてから20年以上になるが娘にとっては父親と母親であることは変わりがない

シングルマザーだからと肩に力を入れて生きてきたが
たくさんの方に支えてもらっている
今もそうだ
人は支え、支えられ生きている


子どもはたくさんの目の中で成長していく










雨ニモマケズ

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書道とコミュニケーションで人を笑顔に!がモットーの岡部あゆみです

小学校6年生の国語の授業の時
担任の先生が宮沢賢治が好きで
「雨ニモマケズ」の詩をクラス全員に暗唱させた

子どもの記憶はすごいもので
50代の今でも暗唱できる

でも不思議なもので
年齢を重ねるごとにこの詩の大切さがわかる

最初の数行に行き方の集大成があるような気がする

雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケズ
丈夫ナ体ヲモチ
欲ハナク
決シテ怒ラズ
イツモシズカニワラッテイル・・・・・

何一つ出来ていない自分がいる

健康管理
自己管理
気持ちの管理

その当時の先生が暗唱させた思いがわかるような気がする

教育というのは
その時だけではなく
その人の一生において深くかかわってくると思う

小学生の頃にわからなかったことが
興味がなかったことが
今だからわかるということもある

もっと勉強しておけばよかったと思うこともある

でも大人になっても遅くはない

勉強しよう!始めよう!そう思ったときがあなたの始め時

今の世の中
そう思ったら環境は十分に整っている

インターネット
ユーチューブ
カルチャースクール
習い事の教室
通信
などなど


協力してくれる人もいる

学ぶことは一生できる










私が時間をかけて気づいていったこと

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書道とコミュニケーションで人を笑顔に!がモットーの岡部あゆみです

私は月に1回、第4日曜日の18時から19時まで
このようなことを話させていただいております

不登校とひと言でいっても同じものは1つもありません

子どもの数だけパターンがあります

私と娘の事例もその中の1つに過ぎません

でもこれだけはわかります

周囲が学校に行っているのに
自分の子どもが行っていない焦り

周囲からの心無い言葉の攻撃

自分で自分を責める
子どもを責める

その渦の中にいた時に見えていなかったもの
見ようとしなかったもの

今だからわかること

そういうことをお話しています

これを聴いたから不登校が解決するという答えではありません

でも子どもとの向き合い方がちょっとラクになってくれたら
そういう想いでお話しています


2月は今日24日に開催です

今日は不登校に悩んでいるママと
私の話に興味を持ってくださった保育園の先生の2名が参加予定です






ギャラリー
  • 3月19日 『知らないこと』
  • 3月18日 『気にせず』
  • 3月17日 『5割』
  • 3月16日 『作文』
  • 3月15日 『中途半端』
  • 3月14日 『爽快感』
  • 3月13日 『合格』
  • 3月12日 『吉兆』
  • 3月11日『詐欺』