514314628ba2e6a846147acdc1965ed2_s (1)

コミュニケーションカウンセラーの岡部あゆみです

スーツケースの会社PROTECAのCMで次のような製品を見た
ボタンを押せば、キャスターが動かなくなる独自の機能をつけた
スーツケースだった

電車などでスーッと動くキャリーバックを慌てて止めた
経験のある人は、私も含めたくさんいると思う(笑)

買う時は、とにかく運びやすいものと思い
4つのキャスターがついた軽いものということしか頭になかった

でも使ってみると、その4つのキャリーの動きがいいから弊害になることもある

動きが良いことも大切
止まっていることも大切

この、一見矛盾することが相まっているのが
世の中なんだろうなあとふと思った

軽やかに動くことが役に立つことがある
ピタッと止まっていることが役に立つことがある

一つの側面しかないことなんて何もない

人と人との関係もそう

場面場面でその時に合わせた対応が求められている

そして必要なのは想像力

自分の行動で、言動で、周囲がどのような動きになるかということを
思いめぐらすことが大切だと思う

トラブルメーカーになる人って必ずいる

そういう人は不思議なもので
どの周囲にいる人がコロコロ変わる
でも、どの人ともうまくいかない

見ていると、自分の価値感と感情だけで周囲に対応している
自分が機嫌が悪いと関係ない人たちへも悪い感情を表に出す
あの人はこう言ってたわよと言わなくてもいいことを言う

そういう人を見たら例えば
キャリーバックの機能を思い出して欲しい

今、停まってほしいと思っているのにボタンが効かなくて動いているんだな
だから、余計なことを言っているのかな

機嫌悪いな・・キャスター動かないのかなとか

自分の中で何かに例えてみると怒りがクスッと笑いになるときもある

ということをCMを見ながら、つらつら考えていた(笑)