言葉と文字で人を育む書道コミュニケーション講師
岡部あゆみです
私は一浪で大学に入学しています
それも自分の希望した大学ではありませんでした
でも友人にも恵まれ
とても楽しい学校生活を送りました
十和田市には県立の中高一貫校があります
子ども達は中学と高校で受験機会があります
首都圏では中学受験は当たり前の風景になっていますが
こちらではまだまだ珍しい中学受験です
市内にはそこしか一貫校はないため
不合格になったら学区に中学に行くことになります
公文の先生時代
受験の相談を受けると
私は次のようなことを話していました
「受験はするしないではなく
結果が分かった後の行動が大切ですよ」
受験するということは当然
合格・不合格が出てくる
合格の場合はいいが
大事なのは不合格のときです
私は2人のお母さんから学びました
2人は受験して不合格になりました
一人はお母さんがとても落ち込み
「どうしてうちの子は落ちたのか?
あれが悪かったのか?これが悪かったのか?」と悩み
ずっと引きずっていました
もう一人は子どもにこう話したと私に教えてくれました
「落ちたのは残念だけどまた次の高校受験で頑張ればいい
あなたの今までの頑張りは無駄ではないよ
お母さんはあなたの頑張りを見てきてすごいなと思ったよ」
そこから私は2人のお母さんとの接点はなかったが
3年後、高校受験の結果を耳にした
失敗を引きずった子は中学時代思ったように伸びず
その高校を受験することはなかった
もう一人は
付属の高校に合格したそうだ
親御さんの落ち込む気持ちもよくわかります
でも一番落ち込んでいるのは傷ついているのは
子ども本人です
私自身も含め
希望の学校に入学できなかった子はたくさんいます
でも結果的に
この学校で良かったと思っている子もとても多いのも事実です
だから
「よく頑張ったね」と受験した努力を誉め
「また次に挑戦していこう!応援しているから」と
前を向くことが
良い結果になるのではないかと思います
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