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書道とコミュニケーションで人を笑顔に!がモットーの岡部あゆみです

新しい元号が決まった

【令和】

その年号が発表された直後に
新しいカレンダー作成の為
書家の方が練習なしの一発勝負で年号を書いていた

何枚か書かせてあげたらいいのにと思うが
早さが勝負なのであろう

書く仕事をしていて思うのだが
世間の人は、書道の先生だからと
素早く失敗無く書けるものだと思っている人が多い

でもそうではない
一つの文字を書くのに何度も練習する

同じ文字は一つもない
書くたびに違う
その中からできた文字を同じように書けるようにまた練習する

たかが文字、されど文字なのだ

こういうニュースもあった

お客様の前で
白虎隊の御朱印を書いていた方が
このサービスを取りやめた

一人につき5分ほどかかるらしいが
「一人に何分かけているんだ」とか「手際が悪い」などの
クレームが寄せられるようになったからだ
そうだ

以前、前もって書いたものをお渡していたらしいが
ネットでの転売騒動があり
それをきっかけに直接訪問した方のみにだけ
リアルタイムで書いて渡していたそうだ

だが、それにも近年クレームが増えてきたので思いきって辞めたそうだ


直接目の前で書いてもらえるというのはとてもありがたいことだし
文字を書くのは時間がかかる
待つことはしょうがないことではある

今の時代はスピードなのかなあ

でもどうして書いてもらったものをネットで転売するのかなあ
買う人がいるからだと思うが
何か変だなあ