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書道とコミュニケーションで人を笑顔に!がモットーの岡部あゆみです

昨日、4年間講師を務めさせていただいた
NHK八戸文化センターでの最後のレッスンだった

3月末でセンターは閉鎖になる

去年の6月に聞かされたときは
まだまだ先のことだと思っていたが
あっという間に最後の時を迎えてしまった

70代の生徒さんから嬉しい言葉をいただいた

その方はずっと文字がコンプレックスで手紙をかくことはなかった
娘さんの嫁ぎ先のお母さんは達筆の人で
お手紙なども何度もいただいていたが
自分は電話で済ませていたそうだ

その方が
「先生、今度娘の旦那の妹が結婚することになり
お祝いを送るのですが、その中に一筆自筆で書こうと思います
ずっと練習してきたし、私にも書けそうな気がして」と
話してくださった

文字は生活に密着しているものだ

そのレッスンの中だけでなく
日々の生活で練習成果を発揮してほしい

何よりも『書いてみよう』と思ってくれたことが嬉しかった

先生の役割は関わっているときだけではない
むしろ、巣立った後
「あ~そういえばあの時、先生はこう言ってたな
ちょっと頑張ってみようかな」と生徒が思い出してくれて
一人で歩む原動力になってくれたら先生冥利に尽きると思っている

八戸NHK文化センターはなくなるが
これからも企業・学校・講座と色々なところで
書く楽しさを伝えていきたいと決意を新たにした

その生徒さんはこう続けてくれた
「だって、【あ~うまく書けなかった】って思っても
 誰からいただいたのかわかって、ご祝儀が入っていたらそれでOK!って先生言ってたでしょ(笑)」

そうでした。いつも言っていました(笑)