言葉と文字で人を育む書道コミュニケーション講師
岡部あゆみです
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【嘘も方便】ということわざがある

嘘をつくことは悪いことではあるが
時と場合によっては嘘が必要な時もあるということ
という意味である

嘘はつかない方がいい
でも私は嘘には3種類あると思う

1.相手を欺く嘘
2.自分を守る嘘
3.相手を思う嘘

相手を欺く行為は絶対にしてはいけない
【振り込め詐欺】や【自分のミスを隠す】とかはこれにあたる

自分を守る嘘
これは命を守る嘘かもしれない

相手を思う嘘
これは相手がショックを受けないようにという
思いやりの嘘

でも2.3はあくまでも自分の主観になるので
他の人からみたら
「それは違うよ」と言われるかもしれない

そんな時に
そうなのかな
自分は悪いことしたのかなと落ち込むことはないと思う

例えば
本人に最後までガンと宣告しないで看取った家族

宣告したらよかったのにという人もいるかもしれない
でも、家族がそう思ったらその選択はベストだったのだと思う
だから周囲の言葉に振り回されなくてもいい

世の中は白黒ではなくグレーだ

他人の行為を批判するのは簡単だ
でもその簡単な行為がずっと他人を傷つけている

批判をする前に、こういう意見もあるという
俯瞰で物事をみることが
相手の気持ちを理解するという行為につながっていくのではないかなと思う